秋季大会 2022.9.10


6年生にとって今年度最後の
大きな大会を迎えました。

我がチームは
6年生1名、5年生4名、
4年生7名、3年生4名、
2年生4名。

総勢20名での出場が叶いました。
結果は残念ながら1回戦敗退ではありましたが
本当にここまでの約7ヶ月間、
子どもたちは沢山の経験を積んできた
7ヶ月間だったように思います。

令和3年度生が卒団後、
一気に8名の6年生が抜けた席に
いままでずっと試合では応援に徹してきた
下級生たちが収まり
いよいよ実践を迎えることになりました。


新体制初戦、口惜しくも敗北を喫した2月。

『あーー楽しかった😆‼︎』
という選手たちの声。

負けず嫌いの性格であれば、
耳を疑うまさかの言葉に
衝撃を受けたものでした。

そして3月、4月...練習試合、
敗北後の選手たちの感想は

『楽しかった‼︎』

初めは彼らの心の中が
一体どういう仕組みになっているのか、
混乱したものでしたが
分析するに...
いままでずっとずっと練習を積んできたものの、
主役はいつもお兄さんお姉さんたち。

そして「試合」=応援。
という立場だった彼らが、
いよいよ憧れのあの場所に立てた...

その喜びが、"試合に勝つ"を上回って
嬉しい、楽しい時間
だったのだと思います。

ここまで沢山負けてきたけれど
選手たちはできないことが沢山で、
やってみたけど成功より失敗の数が多かった。

でもそれは確実に経験値として、
彼らの中にアップデートされてきたように思います。

あるときから
敗北後、監督より
「楽しかった人!」
という恒例の問いかけに
いままで
「はいっ✋😆」
と即座に手を挙げてきた部員が
少しずつ減り...
ついに、「楽しかった」から
「くやしかった...」
と呟く子が現れました。

それが、彼らにとっては
必要な成長の軌跡
だったのだと思います。

「負けたらなにくそ!」と思って
悔しがってほしい‼︎
...という想いは、
負けず嫌いな少年野球ママの願望だったのだと気付かされた数ヶ月間でした。

楽しいと思う気持ちも
悔しいと思う気持ちも
もっと上手くなりたい!と頑張る想いも
全ては子どもたちのものでした。

だからこそ親は
どのタイミングでその子にとって
必要なスイッチを押せばいいのか?
押しどきを見極めるのって
とっても難しいです。

そんなスイッチを見極めて
押してくれるのが、
監督やコーチの存在
なのだと思います。

これからもヤベイチは
子ども×親×監督・コーチと
三人四脚で
前に進んで行きたいと思います。

大きな大会はひとまず終了しましたが、
まだまだ次なるチャレンジの場は
続いております。

いままで積み重ねてきた練習を思い出して、
次の試合ではひとりひとりがその成果を出して

一つでも多く打って塁を進んでいく...
一つでも多くアウトをとる...

というチャレンジが成功しますように‼︎

まだまだ足を止めている暇はありませんよ〜!!